5つの道徳
五常
前回といっても1ヶ月以上も前ですが
七夕の日に『五色の短冊に願いを』で、
五色の短冊は
五行説から由来していることを書きました~。5つの色にはそれぞれ意味があり
5つの徳目に分かれます。
五徳とも呼ばれていますが
五行説では五常と言います。五常は、つねに人間が守るべき道を表しています。
仁礼信義智
五行を順番に結びつけると
木-仁:人間力を高める徳を積む
火-礼:祖先や親に感謝する
土-信:人を信じて知人友人を大切にする
金-義:義務や決まりを守る
水-智:学業の向上となる。
簡単に説明すると
人間は
人を慈しみゆとりのある心をもつこと
人を敬うあいさつや態度をしめすこと
人を信じ誠実につきあうこと
人として道理にかなって生きること
人であるために物事を判断する知恵をつけること
を守ろうとなる。
自然災害や
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)など
さまざまな状況のもとで
激動していく時代。改めて考えさせられる五行説の考え方です。